【イラスト付き】家庭教師を生業とする柊典史は、対人関係があまり得意ではないため、生徒は小 学生のみにしてもらっている。あるときパンフレットの写真を見てぜひ、と柊に 依頼が。小学生ではないが、外国人で、日常会話はできるが漢字を教えてほしい という。家庭教師先を訪れた柊に、金髪碧眼の美青年の‘生徒’は、欧州の小国 のプリンス・クリストファーと名乗る。驚く柊だったが、そこにまったく同じ顔 をした男が現れる。双子の兄・ルドルフだった。ルドルフの値踏みするような視 線が少し怖いと感じる柊。やがて、最初にクリストファーから、続いてルドルフ から恋愛アプローチを受け、戸惑う柊だったが……!?