魔王の国ニューランドを去った商人は、再びあの無人島へとやってきていた。狙うは島に眠る魔鉱石、発掘のためインフラ整備をせねば──「あなたぁ♪ ご飯ですよ」──いけないのに、なぜか聖騎士とラブラブ新婚っぽい生活に!?一方、商人と別れた孤高の女戦士は故郷の傭兵国家に里帰りし、野趣の溢れる姫君と旧交を温めていた。なんでもセーユ革命政府軍に攻め込まれているらしいが、姫は裸と裸とのぶつかりあいをご所望で……。「そんなことよりさ! リア。相撲とろうよ、相撲♪」「はぁ……しょうがないわね」そして、セーユ革命政府では革命を主導した書記長キースと囚われた未亡人王妃が、淫靡な逢瀬を繰り返していた──。第1回次世代官能小説大賞《大賞》受賞作、第5巻は新章を駆動するヒロインたちの群像劇!