【御曹司・富豪・貴族・令嬢】タグのライトノベル・小説
華族令嬢のニーナは、名門華族の軍人で許嫁の正義との結婚を目前に叔父に騙され香港に売り飛ばされてしまう。「性人形に仕立てよ」ニーナを買ったのは英国人貴族のリチャード、そして彼女を性人形に作りかえる調教師の麗龍(リーロン)。正義しか知らなかった体は、媚薬で火照り甘美な悦楽を教え込まれ濡れていく。もう一度正義に会いたい――その希望だけを胸にニーナは、リチャードの元で快感に溺れていくが、彼女を取り戻すため、正義が現れて…! 分冊版第6話!※本書は分冊版です。単行本版「淫惑の華 三都艶情【イラスト入り】」もございますので内容お確かめの上、お間違えないようご購入ください。収録作:第四章「巡り逢い ―東京―」/終章「終わりのない淫夢」
「発情しているおまえの匂いを嗅ぐと、俺も獣になる――!!」大学生の真幸は、卒業旅行中に欧州小国の皇太子・ユリウスと出会う。傲岸不遜なユリウスの態度が気に入らないのに、何故か近づくと身体がざわつき火照りだす、不思議な体験をする真幸。ユリウスに『運命のつがい』だと迫られ日本へ逃げ帰るが、無理やり連れ戻され、初めて感じる狂おしいほどの発情に、真幸は身も心も犯し尽くされ!! 我慢できない疼き、貫かれては激しい法悦に翻弄され、真幸は花嫁として迎えられるが!?
アルバイト先で出会った八歳年上の泰成に見初められた大学生の蒼子。初めての口づけは荒々しく震えるほどに官能的で。「君の肌にもっと俺の痕をつけたい」情欲を剥き出しにした熱い眼差しに射貫かれる。全身を辿る執拗な愛撫は、体の芯から痺れるような快感をもたらして――。支配と服従が染めあげる至上の悦楽。オトナの男に激愛される、甘美で背徳的なディープラブ!
「おまえが気に入った」香港で出会い、一夜を共にした暁龍の正体は世界的大富豪の御曹司!帰国した穂乃果を追いかけてきて「俺の花嫁になれ」と熱烈なプロポーズを――。強く抱き締められて、経験したことがないほど淫らなキスで、もっと彼が欲しくなる。熱杭を打ち付けられ、この上ない快感と幸せが全身を駆け巡る。皇帝とよばれるセレブ男子と贅沢すぎる情熱愛!
男性が苦手なままのアラサー女子・千鶴。17年ぶりに再会した年下の幼馴染み・篤志に迫られて付き合うことに。可愛い『弟』だった彼も、支社長の肩書きを持つ立派な男性へと成長していた。「ちーちゃんの全部を感じたい」逞しさのなかにも時折見せる『弟』の顔。甘えるような手つきで胸の頂を優しく愛撫されると熱い痺れが全身に広がって――。年下御曹司の止まない溺愛!
サマンサは巨大企業の受付ロビーに立ち尽くしていた。チェーザレに、この体に新しい命が宿っていることを伝えるために来たのだが、いざ口を開こうとすると心が揺らぐ。彼はサマンサが生涯かけて稼ぐお金を1分で稼ぐほどの実業家だ。なによりも、チェーザレは彼女の名前すら知らない。それどころか目や髪の色、顔がそばかすだらけだということも。会えばきっと幻滅して、すべてが終わる。あの夜、一時的に視力を失っていた彼に絶望から求められ、思いを止められないサマンサは、おずおずと身を任せたのだから。*本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
ひたむきな愛と幸せは、儚い幻にすぎなかった。富裕層相手の結婚相談所をひっそりと営むエリザベスには、誰にも言えない秘密があった。学生時代に旅先で出会った青年と情熱のままに結婚し、数日で捨てられた過去があるのだ。当代きってのプレイボーイと名高いギリシア富豪サンダー――彼との過去が公になればエリザベスの社会的信用は失墜し、これまで大切に育ててきた事業が立ちゆかなくなってしまう。しかし今サンダーは、妻が必要になったから仕事を依頼したいとエリザベスを呼び出し、衝撃の事実を口にした。「妻を探してもらう必要はない。僕たちはまだ結婚している」■運命のいたずらにより、いまだ夫婦であることが判明した二人。緊急に妻を必要としていたサンダーはゴシップ誌に二人の写真をわざと撮らせてエリザベスに協力を迫り……。どこまでもゴージャスでセクシーな〈四富豪の華麗なる醜聞〉、堂々のフィナーレです!
パーティに姿を現した男性を見て、ジェイシーの鼓動は速まった。10年前に別れた、傲慢でハンサムなレオがそこにいた。目を閉じると、封印していた悦びや胸の痛みが甦ってくる。まばゆい太陽のもと、彼の魅力に抗えなかった日々が。レオとは結婚まで考えたが、彼はギリシアの大物実業家で、しかも思わぬ誤解から娼婦と侮蔑され、手酷く捨てられたのだ。それなのにいま、レオは臆面もなく彼女を誘惑してきた。微笑の裏に嘲りを潜ませて。「いつもこうしてじらすのか? じらされるのは好きじゃない」
ギリシアの美しい島でキャサリンは、旅行中の世界的な億万長者フィンと運命的な恋に落ちる。だがフィンとの関係を、キャサリンの上司が嗅ぎつけ、著名人の醜聞として暴露してしまう。その日、フィンは花を抱えて現れた。いつもと変わらぬ熱心さで彼女を求め――許されたと安堵したのも束の間、フィンの顔が変貌し、辛辣な言葉で別れを告げたのだった。キャサリンは泣きながら、花をバラバラにした。予期せぬ妊娠に気づいたのは何もかも終わったあと……。*本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
大富豪ロークの妻として幸せに暮らしていたアンジーは、1年前に夫の浮気を知って家を飛び出し、今は独りで暮らしている。ある日、アンジーの弟がやってきて、驚愕の事実を告げた。ロークの口座で決済されるアンジーのカードを無断で使い、インターネットの株取り引きで莫大な額の損失を出したというのだ。それを知ったロークが、アンジーに会いに来いと言ってきた。いちばん顔を合わせたくない相手に弱みを握られてしまった――屈辱をこらえ、お金は少しずつ返すと訴えるアンジーだったが、ロークはからかうような冷笑を浮かべ、妻を抱き寄せてささやいた。「きみを呼んだのは、このためだ」■ポルトガル人の夫が妻を呼び戻した理由――それは、あまりに残酷で甘美な復讐のためだった! 寡作ながら、HQロマンスで絶大な人気を誇るミシェル・リードの夫婦元さやロマンスです。*本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
手の届かない貴族に恋したシンデレラ。身の程知らずと社交界は指差すけれど……。ジョアンナは赤ん坊のとき女学校の玄関先に捨てられ、そこで育った。だが19歳になったからには、女学校を出ていき、家庭教師として一人で生きていかなければならないのだ。親友や先生たちと別れるのは悲しくて不安だけれど、派遣先の准男爵家の屋敷で家族の雰囲気を初めて味わえるかもしれない。ところが、待ち受けていたのは一家の娘たちに侮辱される日々。ある日、令嬢の付き添いとして舞踏会に同行したとき、彼女は威風堂々とした貴公子、ルーク・プレストンに窮地を救われる。身分の低い自分にも優しく接してくれるルークに恋心を抱いたものの、伯爵家の跡取りをもうけるための花嫁を探す彼は雲の上の人で……。■ヒストリカル・ロマンスの期待の新星、ジョージー・リーが本作で日本デビューを飾ります。両親の顔を知らずに育った捨て子のヒロインが、釣り合うはずもない伯爵家の子息に恋してしまうとは……。感動的な愛がたっぷりつまった珠玉のシンデレラ・リージェンシー!
ジャニーンは母亡き後、初めて実の父を知った。なんと父はギリシア人のホテル経営者で、大富豪だったのだ。父は現在の妻を傷つけたくないという配慮から、娘がいたことは隠した上でギリシアに呼び寄せてくれたが、‘あの若い女は社長の愛人だ’という噂が流れてしまう。そんなある日、ジャニーンはニコスという男性と出会った。彼もギリシア人の実業家で、父の親友だという。ジャニーンはニコスの魅力の虜になり、彼も熱く求愛してくれた。だが彼女は知らなかった――ニコスが実は父の妻の弟で、‘姉の夫をたぶらかす女’を罰するために近づいてきたことを。■ジュリア・ジェイムズはHQロマンスらしいドラマティックなストーリーを得意とする人気作家。自信家で情熱的でセクシーなラテンヒーローと、無垢なヒロインの愛のうねりを描きます。*本書は、ハーレクイン・ヒストリカルから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
年の離れた夫の死後、ソフィはつかの間の逢瀬を楽しんできた。だが、物足りないのだ。もっと大胆な、何もかもどうでもよくなってしまうほど深い快楽を味わいたい……。日増しに思いは膨れあがり、ソフィはかつての愛人エドワードとの密会時、その願望を口にした――もうすぐ今の愛人である侯爵が到着したら、今夜は3人で……。と、ドアをノックする音にソフィははっとした。現れた侯爵はいつにもまして凛々しい。磨きこまれた膝丈のブーツ。逞しい背中。腰にさげた乗馬鞭。ソフィの提案を聞いた侯爵は、3人でのプレイに条件付きで同意した。「君が、我々2人に絶対服従するならば」「ではご命令を、旦那様」態度は従順でも、欲望で乳首と下腹部が痛いほど脈打っている。そんなソフィを見て、侯爵は鞭の柄を、顎から喉、むき出しになった胸の谷間へと滑らせていく。そして、重みを増したふくらみをたどりながら先端を弄びだし……。
結婚もせず公爵家を支える娘の前に、疎遠だった‘次期公爵’が現れ――令嬢ヘスターの血のつながらない祖父である公爵が病の床で、アメリカに住む疎遠の孫を呼び戻して跡継ぎにすると言いだした。しかも、ヘスターが彼に上流社会の礼儀作法を教えるのだといい、公爵家の行く末を憂える彼女はそこはかとない不安を覚えるのだった。一方、老公爵から呼び出しの手紙を受け取ったジャレッドは、不作法でみすぼらしい身なりの人間と決めつけられ腹を立てていた。実際は教養も財産もあり、こんな礼を欠く要請など断ってもよかったが、ふと、顔も知らぬ親戚たちをからかってやりたい遊び心が湧いた。はたしてイギリスの地を踏んだ彼は、‘教育係’のヘスターに言った。「ぼくにマナーを教えてくれ。ぼくはきみにキスの仕方を教える」■少女から老婦人まで、今まで魅了できなかった女性はいないと自負するジャレッドが、血のつながらないいとこの無垢なヘスターの心を翻弄します。はらはらどきどきの展開が得意なアン・ヘリスが描く、19世紀イギリスが舞台のドラマティック・ロマンスです!*本書は、ハーレクイン・ヒストリカルから既に配信されている作品のハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
皇帝シャミールの弟である仔雪豹を助けた縁で、宮殿に招かれた庶民のユーリ。助けた際に負った怪我が治るまで、滞在を許されたユーリは、皇帝のことを知るうちに許されざる想いを抱きはじめる。身分違いだし、皇帝の雪豹に変化する血を絶やさないために、同じような雪豹の国の姫である婚約者もいるのに…。だが皇帝の優しさに触れ、ユーリの想いはおさえきれなくなり!? そんな2人に国を揺るがす事件が!! 雪深き、西洋ファンタジー風、王道もふもふシンデレララブ♪
父親が管理している別荘のひとつで、通いのメイドを頼まれた真琴。聞けば、家主の息子が急遽、長期滞在することになったのだという。依頼を引き受け、訪ねたお屋敷で待っていたのは、ただのダメ御曹司……と思いきや、訳あって引き篭もっている売れっ子作曲家だった! 王様気質で、いつも偉そうな彼に、はじめは警戒していた真琴だけど、彼の不器用な優しさに触れ、次第に惹かれていく。けれど相手は、平凡な自分とは違う世界の人。彼への想いが募るにつれ、辛くなってきて――? 新米メイドと売れっ子作曲家の恋のメロディ♪
替え玉お見合いで、とある御曹司と知り合った汐里。出会った時はダサ男を演じていた彼の中身は――お腹真っ黒で手も早い、猫かぶりな奴だった! はじめは警戒していた汐里だけど、恋に臆病な彼の一面を知り、徐々に惹かれていってしまう。そして2人は、やがて恋人同士に。すると……彼のキャラが一変! ヘンタイ御曹司の本性は、愛情深すぎな執着系!? 訳アリ社長子息×男性不信気味なOLの恋の攻防戦、第2ラウンド!
レアンドル王国国境を守る辺境伯の娘エリアーヌは、父にかけられた謀反の疑いを晴らすため王都へ伺候する。しかしついぞ謁見の叶う国王マクシミリアンに薬を盛られ、純潔を奪われる。しまいには父や領地を人質に城への滞在を命じられてしまう。その後、昼と夜の彼が別人格であることを知るエリアーヌ。夜は淫らに、昼は慈しみ深い彼に困惑しつつも惹かれていくエリアーヌは、マクシミリアンが現状に苦しまされていると気づき……!?
生まれながらにして姫巫女として宿命づけられたリリーシュは、戦禍の中、隣国ゲルシュナー王国の王バルトハルトに命を救われる。戦犯として捕らえられた兄の命を救うべく、バルトハルトの妾となったリリーシュ。神殿という狭い世界しか知らなかったリリーシュは、世故に長けたバルトハルトに連れられ、民の生活や社交界など広い世界を知っていく。しかし将来を誓い合った二人の前に彼の許嫁が現れ、リリーシュは執拗に苛められ……!
ビザリア王国の姫フロランスは従者エルマンと共に馬を駆る途中、立ち寄った森で雨に降られてしまう。雨宿りにと洞窟に入るが、フロランスは突如として愛を囁くエルマンに抱かれることに。少なからず好意のあった彼女はそれからエルマンを求めるようになり、逢瀬を越えるたび、欲を深めていく。しかし主従関係の変化を父王に悟られ、エルマンは処刑されることに。絶望するフロランス。けれども、エルマンは実は隣国の皇子で……!?
【いきなり電子! 特典SS付き!!】気弱な伯爵令嬢ルーチェは、幼馴染のカーティスに恋をしている。だが父親同士の仲が悪く、遠巻きに見るだけ。ある日、父親たちの賭けの結果、カーティスはルーチェ宅の仮執事となる。直後、両家の両親が乗った船が遭難し、四人は行方不明に。さらに、使用人が財産を奪って逃げてしまう。窮地に陥ったルーチェは「娼館で稼げる」と聞き、そこが何か知らずに「娼館で働く」とカーティスに宣言。怒った彼に「俺専属の娼婦になれ」と抱かれてしまい…?
老伯爵から迫られた貧しい令嬢アナベル。逃げ出した先で出会ったのは、決して好きになってはいけない伯爵の‘推定相続人’――! 7人兄弟の長女で、貧しい令嬢アナベル。母は子爵家令嬢だが、亡父との結婚を反対され、勘当されている。祖母が好意でアナベルの社交界デビューだけは手助けしてくれているが、それは一家を救う裕福な夫を探すことと同義だった。田舎育ちで豊かな胸と腰つきのアナベルに目を付けたのは、祖父と同年代の好色な伯爵、ニューベリー卿。一人息子を亡くした伯爵は、甥に爵位を譲らないため、新たな妻と跡取りを求めていたのだ。この結婚には祖父母も賛成で、おまけに弟も学費を払えず学校から追い出されそうだという。自分が受け入れさえすればと考えたアナベルだったが、舞踏会で伯爵から襲われそうになり、逃げ出してしまう。ヒース荒野にたどりついたアナベルは、そこで出会った見知らぬ男性と思いがけず会話を楽しんだ後、なぜかつぶやいていた。「キスしてくださらない?」激しい口づけの後、名を告げられたアナベルは驚愕する。彼こそはニューベリー卿の‘気に食わない甥’で、伯爵がこのまま子供を授からなければ跡を継ぐ‘推定相続人’セバスチャン・グレイだったのだ! 思わず逃げ出したアナベルだが、なぜか心惹かれて――。『バターワース嬢といかれた男爵』の著者、サラ・ゴーリーの正体もあきらかに!? RITA賞連続受賞の傑作シリーズついに完結!
「手慣れた男娼×気弱な御曹司」風俗街の外れにある媚娼堂《びしょうどう》。玖須カオルは自棄になって酒を煽り、その店に辿り着く。御曹司として生まれたが兄や姉とはちがい、人生をうまく生きられなかったカオル。何もできないくらいならと政略結婚を受け入れたが、婚約者との生活は最悪だった。自分を卑下するように酒を飲んでいると、店の奥にいる妖艶な男に目が止まる。艶やかで、妖しい仕草で、男を誘うように煙草を吹かす。キョウスケと店の主人に紹介され、カオルはキョウスケに興味を示し始める。「僕さ、ちゃんとした友達いないんだよ」キョウスケもカオルに興味を示した。そこから二人は数奇な運命に翻弄されていく……。
魔法が消える時刻は迫っているけど……。シンデレラが見た、うたかたの恋の夢。ある日、企画会社で働くジェマが一人きりで仕事をしていると、目の前に突然、目もくらむほど美形で長身の男性が現れた。トリスタン・マルコという名を聞き、彼女は息をのんだ。最高級ホテルでのパーティを予算無制限で依頼してきた謎の大富豪!はるばる欧州のモントヴィア国から打ち合わせにやってきたという。やがて思いがけずクルージングに誘われ、ジェマの心は舞い上がった。悲しい過去のせいで恋には慎重になると心に決めたけれど、彼の魅力に抗えるかどうかはわからない……。恋に惑うジェマは知る由もなかった――彼の本当の名は、モントヴィア皇太子トリスタンで、高貴な生まれの女性との結婚を義務づけられている身であることを。■『一夜にできた秘密』で鮮烈な日本デビューを果たした人気急上昇中の作家キャンディ・シェパード。本作は、作者が満を持してお贈りするロイヤルロマンスで、『大富豪の秘密の婚約者』の関連作にもなっています。身分違いの恋に悩むヒロインにご声援を!
富豪の彼としがない店員の私――身分違いの恋は友達にも秘密だった。「どうして僕に息子がいることを教えてくれなかったんだ?」怒りに燃えるジェイクを前に、ケイトは途方に暮れていた。2年前、ケイトは名家の御曹司である彼と切なくも激しい恋に落ちた。将来の約束をしないというただ一点を除いては、彼は理想の恋人だった。だが、妊娠に気づいてすぐにジェイクの祖父から悪質な脅しを受け、町を追い出されたケイトは独りで赤ん坊を産み育てていたのだった。ジェイクは訳あって町へ戻ってきたケイトに、自分にも息子と同居する権利があるはずだと主張する。今まで子どもの存在を隠していた償いとして、ケイトは彼を受け入れた。二度とこの人を愛したりしないと、固く心に誓いながら。■北米の人気作家D・ウェイドの記念すべき日本デビュー作をお届けします! ジェイクがケイトを‘日陰の女’扱いしていたのは、実は彼女への愛ゆえでした。引き裂かれた恋、命の芽吹き、運命の再会――ドラマチックで情熱的な、至福のシンデレラストーリー。
誕生日プレゼントはプロポーズ……。すべては大富豪の冷酷な計画だった。誕生日の夜、リリアナはイサルにバージンを捧げた。10年間恋い焦がれた後見人の彼に、一瞬でも振り向いてほしくて。けれどその行動は、大きな過ちでしかなかった。どうしてイサルが、両親を亡くした12歳の彼女を引き取り、家から遠く離れた山奥の寄宿学校に閉じこめたのか?今も厳しい監視の目を光らせ、生活を制限するのか?なにもかもが、私を花嫁にするための計画だったなんて!今後は夫に従順に尽くし、子供を産み育てるだけ。イサルが求める、億万長者の愛されぬ完璧な妻として……。■両親の死後、自分を引き取ってくれた後見人のヒーローに、10年間あこがれてきたヒロイン。二度目に会ったとき、二人は情熱的に求め合い、ヒーローはヒロインに結婚を申しこみます。しかし、それは平手打ちにも等しい、あまりに屈辱的なプロポーズでした。
仕事ひとすじの生き方に疲れ果て、マロリーはポルトガルのリスボンにやってきた。そこで出会ったのは、ラファエル・ダフォンソという男性。王家の血を引く名門貴族で、この国でも指折りの実業家だという。ラファエルの妻は出産後すぐに亡くなり、以来10年、彼は一人娘アポロニアのみに愛情を注いできた。ふとした偶然でその娘の命を救ったことがきっかけとなり、マロリーは彼から強引に結婚を申し込まれる。だが彼女に求められているのは妻の役目ではなく、娘の養育係としての務めだけだった。■はじめから運命的に惹かれ合っていたのに素直になれない――そんな二人にかわいい天使が矢を放ち……という、レベッカ・ウインターズらしいハートフルな物語です。ナニーから妻への階段を上るシンデレラ・ストーリーをお楽しみください。*本書は、ハーレクイン・リクエストから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
【特別版/書籍発売時、一部書店用に書き下ろされた番外編を追加収録!】三ヶ月以内に、ある男を誘惑して結婚にこぎつけてほしい――それが、小劇団で女装して舞台に立つ折原真陽にもちかけられた奇妙な依頼だった。やむを得ぬ事情からそれを引き受け、真陽はターゲットである大手製薬会社の御曹司・三ノ宮遙尚の屋敷にメイドとして住み込むことに。イケメンだが無愛想で仕事人間の遙尚に、彼を欺す罪悪感からまずはまともな食事を摂ってもらおうと奮闘する真陽。一筋縄ではいかない遙尚とのバトルを繰り返すうちに、二人の心は徐々に通い始めるけれど……。ちょっと辛口&スイートな恋のスペシャリテはいかが?
可愛く器量も良いが特技が飛び蹴りというアリスは、ある日メイドとして勤めている大公屋敷より、別の場所に住んでいる大公の息子の屋敷に勤めるように命じられる。女好き、変わり者、宝石収集家―――色々な噂を耳にしたアリスだが、屋敷に行くとそこにいたのは容姿端麗の感じの良い男性だった。少し安心して新しい雇い主に笑顔で挨拶をするも、彼はそんなアリスに突然抱きついたあげく、言った。「じゃあ、まず服を脱いでもらおうかな」と――。アリス、配属初日から大ピンチ!?
姫の婿候補たちは寝所に出入り自由――国のため婿選びを架せられた王女・ヴァイオレットは、七人の貴族たちから毎日のように無垢な身体を強引に愛されてしまう。外でのH、熱い指攻め、道具での執拗な愛撫、嫌なのにどんどん淫らに開花させられる身体…。でも心は、夜ごと塔に忍んでくる紅髪の精悍な男・アーサーだけのもの。熱く激しく愛された花弁は、彼への思いでたちまち濡れてしまうほど熟れ…! でもアーサーの正体は!? 分冊版第6話!※本書は分冊版です。単行本版「囚われ姫 ?堕ちる蜜夜?【イラスト入り】」もございますので内容お確かめの上、お間違えないようご購入ください。収録作:8「炎と氷」/9「蜜月の楽園」/エピローグ「ヴァイオレットの手紙」