夢羅雲のSFファンタジー第一弾。広い宇宙で起こる民族間、人種間での闘争。幸福・愛とはなにか。鴉人間であるベラルド族のハーヴェスは、友人のイコールと共に宇宙商人として、各銀河を旅している。彼らは宇宙警察『惑星連合』の仕事である星間戦争鎮圧に協力しながらも、ハーヴェスの裏の性質のため、影では反対勢力に力を貸すという二律背反的生き方を楽しんでいた。ある日、惑星連合からのサイバーメールを解読し、宇宙最大のならず者の種族、スレッド族退治に参加することにした。【著者】夢羅雲大宇宙と映見の二人による共作。主に発想の中心となっている大宇宙が受け取ったインスピレーションを映見と共同で、企画、編纂、編集して作り上げた作品を夢羅雲の著者名で著わす。主に筆者は映見。大宇宙は、幼い頃から見えないものが見えるというインスピレーション体質。映見は『九州文学』同人として、純文学を中心として活躍してきた。