「メノウちゃんが死んじゃうくらいなら世界なんて滅んでもよくない?」アカリとモモが消えた。信頼する後輩の裏切りに混乱するメノウは、教典から響くサハラの声に悩みつつも2人を追跡しはじめる。その頃、アカリとモモは、衝突を繰り返しながらもメノウからの逃亡を続けていた。絶望的にウマが合わない2人による、異世界人×処刑人補佐の禁忌のタッグ。しかし、‘メノウ第一主義’な2人がなぜか逃亡中に始めたのは、モモによるアカリ強化スパルタトレーニングで――?交錯する異世界人、「第四」、そして第一身分。少女たちを待つのは希望か絶望か――。彼女が彼女を殺すための物語、赤に染まる第4巻!※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください