COMIC
GAME
G動画
G写真
ラノベ
通販
いいね
Rank

ライトノベル・小説

消された記憶と謎の都市伝説に迫るミステリ彼はこの世界から消されてしまったのかもしれない――。メジャーデビューを夢見て高校卒業と同時に上京した佐川夏実は、吉祥寺で毎週木曜日にストリートライブをしている。そんな夏実のバラード〈不在証明〉は、彼女のおぼろげな記憶の中にいる彼氏を歌った曲。彼との思い出が断片的によみがえることもあるし、ツーショット写真も手元にある。だが、写真を見ても夏実にはそれが誰なのか名前さえわからず、写真を撮ったときの記憶もなかった。これは恐ろしく‘都市伝説的’な事態だ――。吉祥寺の恵晟大学で「都市伝説研究会」というサークルを主宰する伊神雄輝は、世の中に流布する数多の‘伝説’の真相を究明していた。最近もっぱらの話題は、「イレイザーヘッド」により記憶を消されるという都市伝説だったが、あるとき雄輝の携帯に奇妙なソフトが届く。そのソフトを使えば、誰でも「理想の人物」を生み出すことができるという。めくるめく展開と謎解きのスリル、そして予測できない結末が待ち受けるミステリ長編。夏実が歌うおぼろげな記憶と、雄輝が追う謎の都市伝説がシンクロし、やがて二人の人生を大きく揺り動かしてゆくとともに、内包された壮大なテーマが明らかに!
公開日: 2017/03/03
ライトノベル
 
私立探偵・左文字進の親友、警視庁捜査一課矢部警部の妻、美加が失踪、部屋には見知らぬ女の死体が…。次々と命を絶たれる美加の友人たち。それも精緻な整形手術をほどこされて…。幾重にも重なり合う謎の核心に、ロス生まれの都会派私立探偵・左文字が迫り、愛妻・史子の直感が女心のヒダを解き明かす。ますます冴える〈左文字シリーズ〉長編推理の傑作。
公開日: 2017/03/03
ライトノベル
 
太平洋戦争の悪行を、21世紀の今暴く! 浜名湖の湖岸にある「フジタ浜名湖地震津波研究所」のビルが炎上し、そこから男の焼死体が発見された。男は、主宰者の藤田武。妻の美里には、何のために武が死んだのか分かっていた。 時代は一気にさかのぼり、太平洋戦争の末期。武の祖父徳之助は、「フジタ地震津波研究所」をつくり、息子の健太郎とともに研究をしていた。 米軍による日本本土への空襲が勢いを増す中、敗色濃い戦時下に政府、軍部が国民に強いたものは、言論統制、報道管制だった。その圧制下にあって大地震・津波の襲来を予知し、警鐘を鳴らそうとしたのが藤田親子だった。 ついに、1944年12月7日に大地震が東海地方を襲った。後に言われる昭和東南海地震である。これが次の大地震を誘発すると警告する藤田親子を、当局は拘留し迫害した。そして、翌年1月13日には三河地震が起こったのだった。しかしながら、徳之助は鉱山に、健太郎は沖縄戦線に送り込まれ、徳之助は行方不明に。それを命令したのが、川崎憲兵隊長だった。 戦争での悪行を暴くために、戦後、藤田健太郎と武は、それぞれの時代に動き始めた――。
公開日: 2017/03/03
ライトノベル
 
「地方」をめぐる20のささやかな物語。ある県の、20の街を舞台とした心温まるショートストーリー集です。シャッター通りと化した商店街を元気付けようと、地元女子高生たちがガールズバンドを結成。これがネット動画で思わぬ話題になる(シャッター・ストリート・バンド)…、をはじめ、全国の地方でおきている「若者の流失」「デートする場所がない」「Uターン」「軽自動車が人気」「街おこし策」などを題材にした、しみじみと、ほのぼのと、そしてくすりとさせる短編集。物語は東京にだけあるのではなく、「地方」にもそれぞれの物語があります。それは、あなたの街の、そしてあなた自身の物語かもしれません。
公開日: 2017/03/03
ライトノベル
 
傑作再び!幕末から明治を舞台にした傑作集幕末から明治を舞台に描いた山田風太郎の名短篇を集成する作品集、第3弾。桜田門外の変を、討ち取られた井伊直弼の首の行方が転々とするなかに捉えた「首」。ロシヤ皇太子ニコラス2世が襲撃された大津事件で、襲った巡査の家族と皇太子の命を救った車夫たちの人生が交差していく「明治かげろう俥」。 ほかに、「明治忠臣蔵」「天衣無縫」「絞首刑第一番」「三剣鬼」の6編。さらに、これまで全集のみに収録されていた、日下三蔵氏による「山田風太郎明治小説〈人物事典〉」を加筆して収録した。 実在の事件や人物を素材にして、斬新な視点と解釈が施された作品の数々は、今なお褪せることがない輝きを放っている。
公開日: 2017/03/03
ライトノベル
 
「嫉妬するあたしをどうにかしたい!」ウエディングプランナー山田まゆ(29歳)に、4年ぶりに彼氏ができた! お相手は亡き同僚・後谷薫の双子の兄、猛。ひさしぶりのトキメキに浮かれるヤマダだが、彼には、3年もつきあっている小悪魔な彼女がいた……。嫉妬に苦しみ、よわよわになったヤマダはこの苦難をやり過ごすための「40の試み」を思いつく。「こっそり相手の彼女の姿を偵察にいく」「ほかの男に目を向ける」「泣きじゃくる」etc。すべての女子が共感できる、TOKYO発、リアルでキラキラした女子ノベル「ヤマダシリーズ」第2弾☆
公開日: 2017/03/03
ライトノベル
 
至純の愛を描く心ふるえる恋愛小説。物語は、十年前の展覧会場から始まる。画家の卵である主人公は、そこで初めて「わたしだけの神様」に出会う。二十歳以上年上の彼は額縁職人だった。すぐに〈わたしたち〉は愛しあう。でも、恋は一年しかつづかなかった。そして十年後の再会。〈わたし〉は高校の美術教師になっている。三十八歳。再会はホテルの一室だった。そこでの優しくて官能的な性描写は、ため息が出るほど美しく、嘆賞に価する。〈わたし〉が唯一気に入っている自作の絵は「夜の街なみ」を描いた風景画だ。「夜の風景は、いかなる光を浴びせられても夜のままなので安定しているし、すべての色を使うには昼よりも夜のほうが描ききれると、わたしは考えている」。その絵を見た高校生の教え子たちはこう感想を述べる――「誰も愛しあわなかった夜みたい」「愛しあうって、どういうこと?」「セックスだろう」「誰もセックスしなかった夜みたい」物語は、〈わたしだけの神様〉の死、感動的な終結に向かって静かに穏やかにながれていく。
公開日: 2017/03/03
恋愛
ライトノベル
 
本邦初!?の選挙エンタテインメント小説。 就職が決まらず落ち込んでいる阿部まりあは、千堂タマキから誘われて市長選のボランティアをすることになった。タマキは選挙プランナーで、今回無所属で二度目の挑戦になる鈴木眞寿候補からの依頼を受けていた。対立候補は、親子二代で市長を務める現職の辛島一郎。 選挙戦は、投票日までわずか10日間。 タマキは、まこと候補の演説の手の使い方から、演説で何を争点にするか、どこを訴えるのかなど、事細かに指導していく。 そのうちに、経理担当の女性が突然事務所に出てこなくなる。すぐに、彼女の名前で事務所に宅配便が届く。中身はいったい? また、応援している鈴木まこと候補と同姓同名とほとんど同じ、「鈴木マコト」という第3の候補者が立候補してきた。彼女は、キャバクラ嬢でまこと候補との交際疑惑が!? さらには、人気の前総理が辛島市長の応援演説にくるという情報が。 次から次へと訪れるピンチの連続に、タマキは巧みな対応で、プラスの方向に持って行く。 選挙の面白さ、難しさ、楽しさを全編を通して描いた、本邦初!?の選挙エンタテインメント小説。
公開日: 2017/03/03
ライトノベル
 
愛と勇気と希望が生まれる青春小説。《駅のトイレなどに比べると、ファミレスは清潔だし早朝は人も少ない。ぼくは時間をかけて顔を洗い、ていねいに歯を磨くと、安物の電気シェーバーでひげを軽くあたった。 身なりはできるだけ気を使うようにしている。ねぐらを失くしてからも、なんとか仕事を見つけてしのいでいけるのは、こういう当たり前の感覚を喪っていないからだ。その一線を越えると、ホームレスと同じになってしまう。 いや堕ちたっていいのだ、と囁く自分もどこかにいる。生きがいも目標も、とうに失くしていたからだ。》ーー本文より 母の死と派遣切りをきっかけに家を失い、日雇い労働で生活をつなぎながらカプセルホテルに寝泊まりするケンジ。そんな中で、社会起業家を目指す台湾の女子大生メイランと、街角のゴミを集め環境問題を研究するオッサン「地球先生」と出会う。それをきっかけに、ケンジは後ろ向きに生きて来た自分を思い直し、人生を立て直していくことを誓う。 ところがある日、台湾に帰ったメイランから、SOSのメールが届いた…。 人はどんなに辛い状況に陥っても、必ず再生できる。そんな勇気と希望が生まれる、心温まる青春小説。
公開日: 2017/03/03
ライトノベル
 
元アイドルが、探偵界のセンターに挑む!人気絶頂のアイドルグループを惜しまれながらも卒業し、昔からの夢を果たしてガールズケイリン選手となった「ゆらち」。いつかケイリン界のセンターに立つべく、練習に明け暮れる毎日だ。ある日、絶大な人気を誇る女流漫画家が自宅で殺害された。よりによって、容疑をかけられたのは、ゆらちの叔父であり競輪の師匠だった。殺害された日に、師匠は女流漫画家の新作の取材目的で会うことになっており、漫画家宅近くでの目撃証言もある。殺人などできるわけながない師匠の嫌疑を晴らすため、ゆらちは元アイドルの人気と人脈、ケイリン選手である機動力と体力を活かし、難事件の解明に乗り出すのだが……。逆転に次ぐ、逆転! 真犯人は果たして……。元スーパーアイドルのケイリン選手は、ミステリー界のセンターに立てるのか?
公開日: 2017/03/03
ライトノベル
 
残されたわずかな時間――その一言を彼に伝えたかった。 上京して六年。世界的なコレクションにも参加するようになり、モデルとして順調に成長してきた鈴音。しかしその一方で、彼女の身体に潜む病は、確実に彼女の残された時間を刻んでいた。 人生のカウントダウンが始まったとき、人は残りの時間をどう生きるのだろう? 鈴音はそれまでの人生で、もっとも美しくてやさしい場所へ帰ろうと思った。 市川拓司のベストセラーを映画化した『そのときは彼によろしく』の物語世界につながる‘それまでの物語(プレ・ストーリー)’を描いた、オリジナルノベル。
公開日: 2017/03/03
ライトノベル
 
‘愛のわからないかわいそうな子’そう言われたのは、ある雑誌の相談コーナーに援助交際をしていた事実を投稿したときのことである。夏樹は17歳のときからたくさんの男と寝ていた。好きでもない人、ただの友達、友達の彼氏、よく知らない人。そこに何を求めていたのか。当時の彼女には分からなかった。 27歳となった今、都内の書店で働いている。‘愛’を探しに本へ迷い、書店で働くことを選んだ。しかし、今でも人間関係がうまく築けないでいた。寂しさを紛らわすため、既婚者や出版社の営業の男性と付き合い関係を持つ。だが、心の隙間は埋まらない。 ある日、夏樹は店で中年女性の万引きを目撃する。大学教授の妻である彼女の家を訪れた夏樹は、高校生の息子・光治と出会う。学校でのいじめに耐えながら、気丈に崩壊家庭を立て直そうとする光治に、夏樹は強く心を惹かれていく。 援交、いじめ、荒れ、DV、セクハラ、主婦症候群……。現代のさまざまな問題に揉まれながらも、もがき進む力強い小説。
公開日: 2017/03/03
ライトノベル
 
看護する側とされる側の終末医療ドキュメント小説大学病院外科病棟に配属された新人看護婦高樹亜沙子は、医師に不信感を抱き一切の治療を拒否した中年男性の死、10歳の少年の静かな死、外科教授との対立などに直面し、看護婦としての自信をなくすが、先輩ナースや自分を必要とする患者の家族に励まされ看護婦として仕事を続けようと決意する。がん告知、終末医療のあり方をメインテーマに、若い女性の自立していく様子を大学病院を舞台にドキュメントタッチで描く医療小説。
公開日: 2017/03/03
ライトノベル
 
不倫、だけど純愛。心に迫るラブストーリー。 放送局に勤める倫子。3年近く一緒に暮らした上司であり局のディレクターである達彦が亡くなった。恋人として達彦と濃密な日々を過ごした倫子だったが、それは、許されぬ不倫の恋でもあったのだ。葬式の日に初めて会う達彦の妻・ひとみと娘。そちら側の席に自分ではない女性がいる現実に打ちのめされる。ストーリーは、葬式の日から遡り、二人の女性の間で揺れ動く達彦との日々を紐解きながら進んでいく。最後に妻ひとみから倫子へ手渡された達彦からの手紙。そこには倫子に対する深い愛情がしたためられていた。禁じられている恋だったかもしれない、だけどお互いが必要だと思えた確かな瞬間があればいい。「愛」だけを純粋に求め合った二人の軌跡をたどる物語。2007年4月に刊行した「六月の海を泳いで」からタイトルを変え、加筆改稿し待望の電子化。
公開日: 2017/03/03
恋愛
ライトノベル
 
「大悟と、ずっとずっと、一生、一緒にいれますように」現在・過去・未来……二度と戻らないあの日の約束。 両親の離婚から母親と島根に移り住んだ杏は、同世代の大悟、藤、椎香と交流を深め、いつしか大悟と付き合うようになる。しかし母親の自殺と父親の登場から、東京に戻ることを決意する杏。遠距離というハンデや誤解から何度もすれ違う不安定な二人に、やがて別れが訪れて……。14年の時を経て、二人の想いはお互いに届くのだろうか――。大ヒットコミック「砂時計」の世界を完全ノベライズ化!
公開日: 2017/03/03
恋愛
ライトノベル
 
ン年前の子ども時代を舞台にした、著者初の長編小説。ウメ子は変わっている。ウメ子はふつうの子とちがう。初めて会った日から、みよはずっとそう思ってきた。ロビンフッドのような服装に、勇敢な行動。みよは、ウメ子の魅力に夢中になった。そんなある日、謎の紙芝居屋さんが現れ、行方不明だったウメ子の父さんの居場所が…。人と人が共感で結びついていたあのころ。誰もが貧乏で、さげすみもひがみも感じさせなかったあの時代。人間関係のむずかしい現代から、懐旧の世界に導かれる。人気エッセイストの阿川佐知和子さんが子ども時代の経験に想を得た、初の長編小説。坪田譲治文学賞受賞作品。
公開日: 2017/03/03
ライトノベル
 
競輪場を舞台に綴る切ない6つの人間ドラマ「ねえ聞いてるの? 自分のことを僕って呼ぶ人間がギャンブラーになんかなれるわけないって、あたしは言ったのよ」とマリは婚約者の青年をたしなめる。JRの勤勉な駅員として働く彼の、唯一の趣味は競輪。そんな彼が、死期の近づく父の残した当たり車券を元手に大口勝負を挑もうとする表題作。信用組合に勤める女が、車券の一点勝負にギャンブルの真髄を見い出したきっかけを語る「遠くへ」。十三年間定職に就かず、競輪場で儲けた金だけで生活している独りぼっちの男が、中学時代の同級生と再会したときの顛末を告白する「この退屈な人生」。ある夜明けのくしゃみと三万円分のはずれ車券のせいで、夫婦のあいだに波風が立ちはじめた鮨職人の「女房はくれてやる」。賭けに負けたことがない女子高生が、姉の婚約者の応援に駆り出されたのを機にこっそり通い出した競輪場で淡い恋心を抱く「うんと言ってくれ」。同棲相手の会社の金を持ち出したという兄を追って、八年前のある出来事から車券を買わなくなった競輪ファンの弟が佐世保競輪場へ向かう「人間の屑」。全六篇収録。競輪場を舞台に繰り広げられる切ない人生が放つ一瞬の輝きを、透明感あふれる文章で綴った珠玉の作品集。
公開日: 2017/03/03
ライトノベル
 
復活した悲運の作家の青春小説集泳いで、酔っ払って、泳いで、酔っ払って…。夏の大学町を舞台に、若い男女たちが織りなす青春劇。プール、ジャズ、ビール、ジン、ラム、恋愛、セックス、諍い、そして暴力。蒸し暑い季節の中で、「僕」とアキ、文子、道雄、慎の4人は、プールで泳ぎ、ジャズバーで酒を飲み、愛し合い、諍いを起こし、他の男たちと暴力沙汰になり、無為でやるせなく、しかし切実な日々を過ごす。タイトルの出典であるガルシア・ロルカの詩の一節「僕らは共に黄金の服を着た」は、「若い人間が、ひとつの希望や目的を共有する」ことの隠喩。僕たちは「黄金の服」を共に着ることができるのだろうか?他に、職業訓練校での野球の試合をモチーフとした「オーバー・フェンス」、腎臓を患って入院している青年の日々を描く「撃つ夏」を収録。青春の閉塞感と行き場のない欲望や破壊衝動を鮮烈に描いた短篇集。「黄金の服」と「オーバー・フェンス」は芥川賞候補作品。
公開日: 2017/03/03
ライトノベル
 
奇才・楳図かずおの名作を、天才が小説化!100年に一度、長い眠りにつくことによって不老不死の体を保ち、人の世をさまよい続ける謎の美少女‘おろち’。 行く先々で起こる、人の業から生まれる悲劇――惨劇を、時に自らの不思議な力を介入させつつ‘おろち’は見つめ続ける。 そんな‘おろち’が家政婦として潜り込んだ門前家には、二人の美しい姉妹がいた。姉妹の母親は、活動写真の大スター女優。その母親の跡を継ぐべく、姉妹は厳しい英才教育を受けている。 ある日、母親は活動写真のプロデューサーらを引き連れて帰宅をする。その後、自宅の映写室で上映された新作を見ていた時、アップにされた自分自身の顔を見て母親の顔色が突然変わる。 その理由――門前家の女に連綿と受け継がれてきた血の秘密が、やがて一家を崩壊へと導いていく‥‥。 まんが『おろち』を愛してやまない小説家・嶽本野ばらが描く、オリジナル・エピソード満載のもう一つの『おろち』。 名人・桂米朝の怪談噺の型を隠し味にして、独特のエスプリとユーモアを随所に織り込んだスーパー・リミックス・ヴァージョン。無類の面白さをご堪能ください!
公開日: 2017/03/03
ライトノベル
 
三大怨霊殺人事件の真相を追うミステリ小説。「髑髏本尊殺人事件」の解決から二年。辻村凪子は新聞記者の夫と京都で暮らしている。五年前から働きはじめた「ビストロ青猫」では、マスターの杉浦のもとで料理に腕をふるい、店のケータリングサービスも相変わらず評判だ。ときどき手伝いにやって来る大学生の準平は魔界オタクで、凪子もしばしば魔界巡りに付き合わされている。 準平を金毘羅山の参道口まで送り届けた日曜日の午前、凪子はその足で杉浦といっしょに大原の白井家にケータリングに向かう。依頼主は常連客の白井友、創業百年を迎えた京菓子司「白井庵」の女性社長だった。一族が集まる屋敷で、料理の準備を進めていたところ、凪子の耳に突然短い悲鳴が――。内側から鍵がかけられた部屋で発見されたのは、白井友の死体だった。一方、崇徳院の遺品が眠る社を訪れていた準平は、そこで〈呪 白井友〉の血文字を目にする……。 怨念が見え隠れする密室殺人事件は、崇徳院・平将門・菅原道真の日本三大怨霊を背景に発生する連続事件のほんの序章にすぎなかった! 呪った相手を確実に地獄に突き落とす――その絶大な呪力の真相とは? 三大怨霊殺人事件の謎を人妻コックが追う、書き下ろしスピリチュアル・ミステリ小説。
公開日: 2017/03/03
ライトノベル
 
モデルたちの友情、バトル!三部作完結篇!パリで、中国人トップモデル・流華に鼓舞され、気持ちを新たに持ち直した亜希は、紆余曲折を経て、ついにパリコレの舞台を踏む。 一方、唯は、大きなアクシデントに見舞われ、長期離脱を余儀なくされていた。しかし、ある理由から、日本ガールズコレクションのランウェイを歩くことになる。圧倒的なアウェイな状況だったが、その復活に華を添えるかのように、パリにいる亜希からあるプレゼントが贈られる。完全復活を果たした唯は、その後、上海のファッションウィークで、ついに亜希とランウェイを一緒に歩くことになるが――。三部作完結篇。
公開日: 2017/03/03
ライトノベル
 
ヒロシマを生きた人々の、「命」の物語。 一瞬の光が広島の地を覆うその瞬間まで、あの場所にいた人々にどんな時間が流れていたのか。そして、生き残った人々は、苦しみと哀しみの中でどう生き抜いてきたのか――。被爆二世の著者だからこそ書ける、真実をモチーフにした物語です。 児童文学作品として発表されながらも、幅広い年代の読者の心を揺さぶった『八月の光』。戦後70年の節目を迎えたいま、書き下ろし2編を加えて待望の文庫版を電子化しました。 巻頭の『雛の顔』は、その日勤労奉仕をさぼって命拾いをした女性と、それを責めた女性、それぞれの心の変化とその後の人生が、続く『石の記憶』では、広島平和記念資料館に展示され、原爆の悲惨さを伝える「白い石段の影」にまつわる物語が描かれます。『水の緘黙』では、苦しむ人を助けられずに一人逃げた少年の自責の念が救われるまでの物語。『銀杏のお重』では、戦争で女性だけとなった家族が、戦争を、原爆をどう生き抜いたか。ときに悋気にもならざるを得なかった女性たちの悲しみと強さが描かれます。『三つ目の橋』は、原爆で父と弟を、そして原爆による放射能症によって母を失った姉妹の物語。「ピカに遭うたもんは、たとい生きても地獄じゃ」。本作品に出てくるこの一文が、生き残った人々のその後の苦しみを集約しています。 決して特別な人の特別な物語ではなく、私たちと同じ市井の人間の物語。あの日の光が、あの場所に生きた人々の魂の声が、いま再び届く――。
公開日: 2017/03/03
ライトノベル
 
第4回小学館ライトノベル大賞ガガガ賞受賞。俺は電車のなかで居眠りをしていた。ラブコメマンガのヒロインななかさんとキャッキャウフフする2次元ドリームを見ていた。「ウホッ」という声で目をさますと、近くにいたオッサンが「やらないか」とか言ってきた。俺は夢で美少女にツンツンしていたはずが、そっち系の見知らぬオッサンにモーションをかけてしまっていたようだ。アーッ!俺はチカンじゃない! そういう趣味もない! ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい…といくら謝っても「嘘だッ!!!」と認めてくれない。「やめなさい!」――そこに現れたのはひとりの美少女。どこかで会ったことがあるような。っていうか、さっき夢で!「電車内での性行為はつつしんでくださいよ!」ちょ、おま! ちげーよ!「……ははァん。こりゃあ俺たちの仲を引き裂こうってハラだな?」そう言ってオッサンはななかさんに激似の少女にフリッカージャブを繰り出すも、彼女はデンプシーロールを駆使してボッコボコに!まじパネェ。……それが、俺が絶賛片思い中の二次元の女の子‘ななかさん’によく似た謎の美少女との出会いだった。第4回小学館ライトノベル大賞ガガガ賞受賞作!※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
公開日: 2017/03/03
ライトノベル
 
「感染」「転生」に続く仙川医療ミステリー第3弾農村風景が未だ残る関東のとある幼稚園で食中毒事件が起きた。園児の症状から、おにぎりの杜撰(ずさん)な管理による単純な食中毒だと思われたが、のちにカドミウム中毒だと判明した。安易な発表が農家の風評被害につながることを怖れた病院、保健所、警察は慎重に捜査を開始する。毒を盛ったのは一体誰か? そもそも毒はどこに潜んでいたのか……? 大ヒット『感染』『転生』の著者が贈る医療ミステリー第3弾がいよいよ登場! 善意が犯罪を加速する新感覚の展開に目が離せない!
公開日: 2017/03/03
ライトノベル
 
ブラック企業に超絶マイペース新人が入社!中堅より少し落ちるレベルの女子大を卒業した片桐いずみは、就活で大苦戦し、ようやく「スペシャルライフ」という名の住宅リフォーム会社に内定した。しかし、入社早々、理不尽に怒鳴りまくるとんでもない部長・大木田の姿を目にして空気が一変してしまう。それから、3年。なんとか社内でのポジションを辛うじてキープしながら反則スレスレ飛び込み営業を続けていたある日、ついに新人の部下が付くが、これがとんでもないやる気のなくマイペースな男だったのだ。だが、物語は、思わぬ方向に舵を切り始める。
公開日: 2017/03/03
ライトノベル
 
三段目力士・桐疾風の波瀾万丈の物語名古屋場所6日目。入門2年目、三段目東三〇枚目の桐疾風は、新幹線に乗るために急いでいた。部屋唯一の関取・激浪関の付き人を振り切ってきたのだから、帰ったら半殺しの目にあうかもしれない。でも、もうすぐ会える恭子姉さんと純ちゃんの笑顔を思い浮かべていた――。大志を抱いて入門した訳でもなかった彼が、次第に相撲への情熱をみなぎらせていく、恋あり、誘惑あり、病気あり!?の波瀾万丈の痛快物語。
公開日: 2017/03/03
ライトノベル
 
人気作家が挑む、3.11以降の世界『亡国のイージス』『終戦のローレライ』の作者、5年振りの現代長編!未来を見失ったすべての人たちに贈る、傷ついた魂たちの再生と挑戦の旅路。2011年3月11日、東日本大震災発生。多くの日本人がそうであるように、平凡なサラリーマン・野田圭介の人生もまた一変した。原発事故、錯綜するデマ、希望を失い心の闇に囚われてゆく子供たち。そして、世間を震撼させる「ある事件」が、震災後の日本に総括を迫るかのごとく野田一家に降りかかる。「どうだっていいよ。仮に原発がなくなったって、どうせろくな未来はないんだ」「被災地の人たちには悪いけど、ここだけは無事に済みますようにって、本気で祈ってる自分が情けなくて……」「道筋だけ示しておいてやれ。目指すべきものが示されれば、放っておいても子供たちは歩き出す」傷ついた魂たちに再生の道はあるか。祖父・父・息子の三世代が紡ぐ「未来」についての物語――。
公開日: 2017/03/03
ライトノベル
 
男と女の噂の真相を、小説に仕立てた作品集その街ではいくつもの噂話がささやかれている。結婚から五年が経ち、すっかり冷えきった仲になった夫婦の噂(「好色」)。酒と博打と女が原因で街から夜逃げした若い男の噂(「カップル」)。不幸な事件で命をおとした夫と、未亡人となった女の噂(「アーガイルのセーターはお持ちですか?」)。街のデパートに勤務する男と、街から上京して活躍している女優との噂(「輝く夜」)。ある交通事故をきっかけに男が悔やむことになる冬場だけあらわれる娼婦の噂(「あなたの手袋を拾いました」)。アーケード街で似顔絵を描いて街に住み着いた男の噂(「いまいくら持ってる?」)。かつて街じゅうの男が群がったホステスとある男の噂(「グレープバイン」)。そしてその街にはひとりの「小説家」が暮らしていた――。噂はいつも事実よりひと回り大きい。ただ「小説家」にとってこれほど興味をひかれるものもない。噂の収集に余念のない語り手の「私」はその真相を探りつつ、実際に耳にした噂の数々を可笑しみと皮肉にみちた小説へと仕立てあげてゆく。文壇屈指の小説巧者・佐藤正午が、その街に暮らす「小説家」の視点を借りて描いた、著者真骨頂とも言える作品集。全七篇を所収。
公開日: 2017/03/03
ライトノベル
 
一匹狼の新聞記者が外国人犯罪集団に挑む!『STORY BOX』誌で2010年?2011年に連載された同名小説の単行本化。『二度目のノーサイド』(95/2009年)に続く単行本を電子化! 本社から横浜支局に飛ばされてきた、一匹狼の新聞記者・甲斐明人。着任早々、後輩記者の謎の失踪を追うことに。スクープを取材していたらしい彼の足取りを追ううちに、女性刑事・浅羽翔子と出会う。そして失踪の陰に、新興してきた外国人犯罪集団の存在が浮かび上がってきた。さらに警察内部にも危険な香りが漂いはじめ‥‥。 堂場瞬一氏作家生活10周年の記念すべき年に刊行された本格警察小説。
公開日: 2017/03/03
ライトノベル
 
文化を愛する実業家にして、「無私」の男。 昭和13年、青年実業家の瀬田修司は横濱に降り立った。関東大震災から復興した横濱は、ジャズが流れモガ・モボが闊歩する華やかな文化あふれる国際都市。折しも日中戦争が始まり、軍需景気にあやかりたい瀬田は、横濱一の大富豪である原三渓からの出資を得ようと、三渓について調べ始める。 実業家としての三渓は、富岡製糸場のオーナーであり「生糸王」の異名を持っていた。その一方で、関東大震災では私財をなげうって被災者たちの救済にあたった。また、稀代の数寄者としても名を馳せ、茶の湯に通じ、「西の桂離宮、東の三渓園」と言われる名園を築いた文化人。前田青邨や小林古径など、日本画家たちの育成を支援……と、いくら調べても交渉材料となるような醜聞の一つも見つからず、瀬田は苛立つ。 やがて「電力王」として知られる実業家、松永安左ヱ門に会った瀬田は、松永の仲介で三渓に会うことが叶う。 三渓園の茶室を訪れた瀬田は、そこで原三渓と出会ったことで、少しずつ考え方を変えていく。 実は少年時代、瀬田にとっては忘れえぬある記憶があった……。
公開日: 2017/03/03
ライトノベル
 
<<
<
>
>>
 
106474 件中   75691 75720

©LOQUY 2018-2024 AllRight Reserve.