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ライトノベル・小説

オアフ島の北海岸にある小屋で4人の若いサーファーが共同生活をしている。50フィートという途方もない高さを持つ波を経験し、それを16ミリ・フィルムで撮影することにも彼らは成功した。スクリーンに映し出された波を追体験する時間と一瞬に通り過ぎた現実の波の時間、待機の時間。3種類の時間はしかし、すべてが1つになって彼らの人生の時間になる。目の前にある圧倒的な無限を知ってしまった人間の充実した空虚がここにある。心理を描かない作家・片岡義男の絶対処女作。
公開日: 2016/02/04
ライトノベル
 
タイトルが示すように最終夜行寝台が舞台にはなっているが、おそらく、読む前に想像できるイメージとは違っているはず。その寝台には、女が1人で乗る。そして、女が立て続けに酒を飲む、という時の感情の動きや事の顛末なども、これまで多くの物語が紡いできたものとは違っているだろう。最終夜行寝台は、きちんと定刻ごおりに任務を遂行するはずだ。そして寝台のベッドは、上段ではなく下段で、ほんとうによかった。
公開日: 2016/02/04
ライトノベル
 
出会いの場所は路上。女は唐突に捨てられ、男は選択の余地もなく、女を拾う。「スローなブギにしてくれ」にも通じる片岡義男の初期小説のパターンをこの短編もまた踏襲している。若い女と男が一つ屋根の下に過ごせばむろん、静穏な時間は長く続かない。やがて世間が、さまざまな力=暴力が2人を襲うはずだ。それぞれの痛手を経由して、2人はようやく手に入れる。そこにある、「さしむかい」という言葉の体温を。
公開日: 2016/02/04
ライトノベル
 
ルーマニア生まれの作家マルト・ビベスコの自伝的な小説4冊によって波乱に満ちた彼女の人生をたどる。 西欧社交界の花として、20世紀を代表する作家マルル・プルーストをはじめ多数の作家・詩人と交流を持った野心あふれる女性の記録。【美貌の才女、マルト・ビベスコとは】プリンセス・ビベスコとなるマルト・ラボヴァリーは1886年(日本の明治19年)にルーマニアの首都ブカレストで生まれ、16歳で結婚し17歳で母になります。美しく教養があり、ルーマニア語、仏語、英語、独語を操るマルチリンガル。のちに発表する著書は母国語ではなく、すべて仏語で書いています。常に愛人のいる夫とは距離を置き、社交界で文豪や政治家相手の会話を好みました。その後、彼女自身にもいくつかの恋がありました。西欧各地から帝政ロシア・米国にまで足をのばし、二つの大戦で戦場になった母国ルーマニアから一度は追放され、最後には亡命することに。フランス国籍を取得し、1973年パリで亡くなりました。 まだ女性の政治参画が難しい時代に陰ながら外交活動を行い、数多く著書を出版。文化的活動が認められて、晩年にフランスのレジオンドヌール勲章を受賞しています。
公開日: 2016/02/04
ライトノベル
 
男はロード・ライダー。夏のあいだ、あちこちの小さな町を気ままに走り抜けている。一緒に海へ行くはずだった、と言うのは女。男は毎日公衆電話から電話をかけ、必ず女は自宅にいる。秋風が吹いたら東京へ帰る、と男が言う言葉は、はたして本当か? 待つことしかできないのか?そうではないだろう。ラスト、家にいてもできる「待つこと」以外の生き方を、彼女はようやく見つける。【著者】片岡義男1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
公開日: 2016/02/04
ライトノベル
 
「私の手もとには、現在だけがあるのです」20歳の夏。彼女は一人でオートバイに乗って日本中を旅する。ひと夏の経験ではなく、少なくとも1年、できれば2年かけて日本の隅々まで経験したいのだ。そして彼女の両親もまた、それぞれの道を歩もうとしている。家族でありながら、誰もがまぎれもない一人の個人として離れて行き、祝福しあい、時々は連絡を取り合う。その状態を彼女は「幸せ」と呼ぶ。今回、故大谷勲氏撮影の文庫版オリジナル写真の一部と未公開写真のあわせて約40枚を、モデルとなった三好礼子さんからお借りし、追加・掲載した改訂版をお届けします。(2018/02)【著者】片岡義男1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
公開日: 2016/02/04
ライトノベル
 
片岡義男の全作品中でも、おそらく最もストレートで、待ったなしの一編だろう。沖縄を思わせる場所で、米兵がトラブルを起こす。現実に歴史の中で起きている出来事を、この短編も引き継いでいる。やられたら、やりかえす。必要以上に。徹底的に。タイトルから想像できるとおりの、いや、それ以上の場面が展開される。この一編を現在のアメリカ兵が読んだら、果たしてどんな感想を持つだろうか。
公開日: 2016/02/04
ライトノベル
 
この小説は池澤夏樹の母方の先祖の長大な物語である。明治初年、淡路島から北海道静内に入植した宗形家には両親とともに幼い三郎と志郎の兄弟がいた。植民者のふたりの息子は北海道で知り合ったアイヌの友人たちとともに成長し、牧場を開く。志郎の娘の由良が亡き伯父の三郎の一生を、さまざまに関わった人の記憶から呼び出し、歴史の記録を重ねあわせて物語を推進する。それはアイヌとともに辿った先祖を歴史的な事実を下敷きにして物語る池澤夏樹の視線でもある。その視線は当時と現在とを貫く鋭い矢である。朝日新聞朝刊に2001年6月12日から2002年8月31日まで連載され、2003年に単行本として出版された。第3回親鸞賞受賞作。
公開日: 2016/02/04
ライトノベル
 
美しく、大きな波で知られた島は、変わろうとしている。火力発電に伴うコンクリート桶の建設が、景観ばかりでなく、ついにはサーフそのものを消してしまう。抗いようもなく進行していくその流れは、誰が善で誰が悪という単純さを許さない過酷さでかつて走っていた蒸気機関車の復活にも火をつける。島そのものが持つ歴史、そこに暮らす人々の知恵から生まれるそうした一連の動きが、ある時、一人の女性の身心を直撃する。それは慶賀すべきことであると同時にパニックに近い事態でもありやはり善悪の向こう側にある荒々しさに満ちている。
公開日: 2016/02/04
ライトノベル
 
それまで無関係だった男女が路上で出会う。片岡義男の黄金パターンが遺憾なく発揮された中編小説。女は、様々な土地を回っている渡り鳥の歌手。男は、キャデラックを札幌の友人まで返しに行く途上の身。その2人の出会いは、速度の遅い、しかし猛烈な台風の接近、進行、通過とともにある。過酷、と言って差し支えない状況をともに過ごした2人のその後は果たして?
公開日: 2016/02/04
ライトノベル
 
特定秘密保護法--この法律は、もう施行されている。秘密法の一撃で見えてきた社会の全体像は、あまりに恐ろしい。それは、誰もが公安に目を付けられたら最後、逮捕され得る社会だ。逮捕1号は、あなたかもしれない。’萎縮の法’ の施行後に、いったい何が起こり得るのか。権力の腐敗を追求してきたジャーナリストが抉る特定秘密保護法の真実。官僚支配の強化に警鐘を鳴らす衝撃のシミュレーション・ノベル。
公開日: 2016/02/04
ライトノベル
 
この、ごく短い短篇小説の中で起きていることは何だろう?彼女は男に何度も電話をする。男は仕事で拘束され、自由の身になれない。女は待つ。長い時間、待っている。しかしそれは辛抱強さやけなげさ、逆に意地になった感情などとは無縁の、彼女なりの待ち方だ。ことによると他人は、それを「待っている」とは認めないかもしれない。そもそも彼女は、待ってなどいないのかもしれない。ここで起きていることはいったい何か。「ホテルルーム1」との併読をオススメします。【著者】片岡義男1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
公開日: 2016/02/04
ライトノベル
 
男は人知らぬ深い森の中に建つ不思議な建造物の一室で目を覚ます。一体誰が…何のために…そしてここは何処なのか? 愛する家族の元へ帰還しようと動き出した男の前に、次々と立ちはだかる無数の謎と明かされる衝撃の事実。自分が何者なのかも理解できぬまま、同じ運命を背負ったの仲間と共に、隠された意図を頼りに、真実を探す旅へと向かった。迎えくる数々の困難を乗り越え、男が手にした「真実」とは?
公開日: 2016/02/04
ライトノベル
 
文化大革命(1966-1976)、若者が赤い旗を振り、毛主席語録を振り上げ歩く姿がイメージされるであろう。これが中国全土を席捲した。官僚も、文化人も、資本主義の道を歩む反動として打倒された。彼らも革命のために生き続けるという信念があった。李城外は文革終息後の文化人たちの「追憶」を記述した。同じ境遇にあった複数の文化人の思いが語られている。文革の実態をより客観的に知ることができる。事件当事者たちの生の体験は、事件を共有させ、せめて同じ過ちを繰り返すまいとする人々の誠意と哀切が込められている。すべての事件が風化するという社会事象の中で、私たちに時代を生きるとはどういうものであるかを示唆している。下巻に登場する人物:楼適夷(‘左聯’の元老)/蕭乾、文潔若夫妻/厳文井(作家)/金冲及(歴史学者)/宋木文(新聞出版署署長)/陳早春(人民文学出版社社長兼総編集)/王世襄(都の奇人)/許覚民(文学評論家)/程代煕(学者)/楊子敏(『詩刊』誌主編)/謝永旺(『文芸報』誌主編)/崔道怡(『人民文学』誌常務副主編)/周明(中国現代文学館副館長)/楊匡満(『中国作家』誌副主編)/閻綱(文学評論家)/王蒙(作家)/舒乙(老舎先生の息子)
公開日: 2016/02/04
海外
ライトノベル
 
大学の先輩に、孤独死した老人の家の片づけを頼まれた亮(あきら)と眞子(まこ)。若い頃はサーカス団の裏方として働いていたというその老人は、生涯独身を貫き、誰にも看取られることなく死んだという。主のいない家を歩き回るうちに、二人は倉庫の中から人骨らしきものを発見する。さらに家の奥へと進んだ二人は、サーカスのテントの中に立っていて――。夢とも現実ともつかない世界に迷い込んだ恋人たちの物語。
公開日: 2016/02/04
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ライトノベル
 
前作から約二年後。無事に国立大学の文学部に入学した雨宮琴子は、あと二週間で二十歳の誕生日。幼馴染の彼氏・東堂真人は、私立大学の経済学部に通っている。バイトやらサークルやらで以前のように毎日顔をあわせることは難しく、会えばラブホテルに行き着いてしまうのも嫌ではない。けれど……。琴子は真人との生活習慣や価値観のずれが気になり始める。さらに、琴子にぐいぐいアプローチしてくる、サークルの先輩・南雲も出現してなにやら雲行きがあやしい。そんな矢先、二人はけんか! 琴子は勢いで、誕生日当日に真人と行くはずだった遊園地に、南雲先輩を誘って出かけてしまい……。「地味に、目立たず、恋してる。」待望の大学生編!
公開日: 2016/02/04
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「女王様の仮面をかぶってても、かわいいお姫様だよ、俺の目に映るのは」。怜衣は、27歳にして豪華客船「ディアマント号」ティールームのトップを任された気鋭のパティシエール。クールな美貌と仕事に対する厳しい姿勢から‘女王’と称される彼女だったが、見習いパティシエのハルに恥ずかしい秘密を知られたあげく、脅されて関係を持ってしまう。「あんたのことが欲しいから。決めた、手に入れるって」。昼は上司と部下、夜はご主人様と奴隷。最初は戸惑っていた怜衣だったが…。恋の駆け引き、思いがけない事件。世界一周クルーズ中の豪華客船内で繰り広げられる、生意気な年下男子との甘すぎるラブストーリー。
公開日: 2016/02/04
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公開日: 2016/02/04
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公開日: 2016/02/04
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公開日: 2016/02/04
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公開日: 2016/02/04
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公開日: 2016/02/04
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