ヒトの時代は終わったけれど、それでもお腹は減りますか?
荒廃した24世紀の東京は合成食糧や電子ドラッグが巷に溢れ、荒くれ者たちが鎬を削る……それでも、やっぱりお腹は減るんです。
日々の戦いに疲れたら、奇蹟の食堂――《伽藍堂》へ! 厨房を受け持つのは「食の博物館」の異名を持ち、天使の微笑みをたたえる少女ウカ。
狩人兼給仕を担うのは、無法者に睨みを利かせる、こわもて奔放娘リコ。
二人は今日も未知なる食材求めて、てんやわんやの大騒ぎ。
「おいしい!」の笑顔のためならば、人を喰らうドラゴンから、食べたら即死の毒キノコ、はたまた棄てられた戦車まで!? なんでもおいしく、そして仲良くいただきます! リコとウカの風味絶佳な日常を皆さんどうぞ召し上がれ。
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