ミネルヴァの梟は飛び立ちたい ?東雲理子は哲学で謎を解き明かす?
東雲理子(しののめ・りこ)は、城京(じょうきょう)大学大学院に進学。
専攻は哲学。
修士課程での研究テーマについて図書館で悩んでいるとき、返却したはずの哲学辞典が何度も自分の机に戻ってきてしまうという謎が起こる。
「哲学に興味がおありですか?」 そのときに話しかけてきたのは、どこかミステリアスな雰囲気の銀縁メガネの男。
後に判明するのは、この男性が理子の新しい指導教員、大道寺哲(だいどうじ・てつ)だということだった。
理子は大道寺の助けを借りながら、日常の謎に挑んでいく。
ある日を境に姿を見せなくなった喫茶店の常連さん、何度待ち合わせをしてもどうしても会えない友、理子の研究室に代々伝わる謎の決まりごと……。
平凡な毎日の、一見なんでもないようなちょっとした事件の数々。
そんな日常に潜む不思議な謎を哲学的な視点から解き明かす、哲学ライトミステリー。
スマートニュース×カクヨム「連載小説コンテスト」優秀賞受賞作品。
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