角川つばさ文庫版 けものフレンズ
ふと目が覚めたぼく。
記憶はひどくあいまいで、自分がだれかも覚えていない。
周りを見渡すと、そこはだだっ広い草原だった。
古くなったカンバンが近くに落ちている。
「ジャパリ……パーク?」なんとなく、聞いたことがあるようなないような。
ここは一体どこなんだろう?とほうにくれるぼくの前に、現れたのは――「あなたは何のフレンズ?」元気いっぱい、耳としっぽがはえた、不思議な女の子・サーバルとカラカルだった。
そう、ここは、女の子になった動物たちがくらす、超巨大な総合動物園【ジャパリパーク】だったのだ!ぼくは、サーバルやカラカルといっしょに、「おうち」を探すことになった。
記憶がないぼくにとって、おうちの手がかりは、目覚めたときそばに落ちていたスケッチブックだけ。
一体ぼくはどこのだれ!?たのしい! さわがしい? 元気なフレンズとのドタバタトラベル、はじまるよ! 【小学中級から ★★】
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