横浜の楽器修理工房『響』の店主の響子さんは、元天才ヴァイオリニスト。<br />天才的な「絶対音感」で様々な音から謎を解く名探偵だ。<br /> ひょんなことからこの工房で下宿人兼助手となった大学生の広大は、同級生からいわくつきの楽器の相談を持ち込まれる。<br />それは、所有者に不幸をもたらす「呪いのヴァイオリン」だった。<br />オカルト嫌いの響子さんに、どうにか依頼を受けてもらうため画策する広大だが――。<br /> 横浜を舞台に描かれる、芸術ミステリー第2巻!