やがてうたわれる運命の、ぼくと殲姫の叛逆譚
酒場で働く少年レンは歯がゆい思いをしていた。
街を守ってくれている凄腕の女魔物狩りオルカが、同じ魔物狩りである男性達からまがい物扱いされているからだ。
神聖な存在【うたうたい】がその歌による加護を男性にしか与えないため、女性の魔物狩りは見下されていた。
オルカの癒しになれたらと、今日もレンは歌う。
彼女から向けられている気持ちにも自分の歌に眠る力にも、まだ気づかないまま――。
想いが世界を変える王道シンフォニック・ファンタジー!
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