珀陽の手回しにより湖州の州牧補佐に赴任した茉莉花は、白楼国と隣接するシル・キタン国からの侵攻の可能性に気づく。<br />いつの間にか仲間として距離が縮まっていた御史台の翔景と、実は皇子だった大虎とともに、侵攻を阻止するべく動き出す!「珀陽さま、わたし、ようやくここまできました」――だが禁色獲得を目指しひた走る茉莉花に、まさかの事態が!?