アンデルセン童話集
15歳になった美しい人魚姫がはじめて海の上へと出た夜、船では美しい王子の誕生日を祝っていた。
一目で恋に落ちた人魚姫は、魔女に頼み、美しい声と引き替えに人間の足を手に入れる。
王子と結婚できなければ、海の泡と消えてしまう人魚姫は、王子に再会し…。
幾度も涙を流しながら執筆したという表題作のほか、「親指姫」「はだかの王さま」「しっかりもののすずの兵隊」「野の白鳥」「ナイチンゲール」など、初期代表作を12話収録。
[もくじ]火うち箱大クラウスと小クラウスまめつぶの上にねたお姫さまイーダちゃんの花親指姫小さい人魚姫はだかの王さまヒナギクしっかりもののすずの兵隊野の白鳥ナイチンゲール仲よし解説――生涯と初期の作品 訳者
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