明治あやかし新聞 怠惰な記者の裏稼業【合本版】
日がな一日サロンで惰眠を貪る日陽新聞社の記者、久馬。
そんな彼も好奇心が疼けば記事を書く。
傍に用意するのは、怪談奇談に妖怪本。
彼が書く記事は全て妖怪にまつわるものなのだ。
ある春の日、少女が新聞社へ乗り込んできた。
彼女の名は香澄。
久馬の記事が原因で、友人が奉公先を追い出されたのだという。
冷たい対応の久馬に代わり香澄に声を掛けたのは、妖美な男・艶煙。
曰く、むしろ妖怪記事は人助けになっており、友人は貞操の危機を免れたのだというが!?※本電子書籍は、『明治あやかし新聞 怠惰な記者の裏稼業』全3巻を1冊にまとめた合本版です。
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