江戸末期、船大工の平蔵は異人であるロシア人の船を建造することになった。<br />技術を盗むためと嫌々造船に携わるが、彼らの温かい心に触れる内に平蔵は考えを改め始める。<br />そんな中、彼らの命を狙う攘夷派の存在が――。<br />