鏡のむこうの最果て図書館
休暇のため《最果て図書館》を訪れたルチアと穏やかな日々を送る館長のウォレス。
そんな彼のもとに、テオドラからある報せが届く。
――ルチアが何者かに狙われているというのだ。
不穏な空気が漂う図書館に、暁の勇者と共に現れたのは、さすらいの吟遊詩人トネリコ。
図書館の中にいるにもかかわらずウォレスが存在を感知できない、「気配のない」少年だった。
図書館館長になりたいという彼に心を掻き乱されるウォレス。
そんな中ルチアが何者かにさらわれて――!? かけがえのない女の子を守るため、戦うウォレスの想いは《空間》の意思を超えることができるのか――! 失われた記憶、リィリの過去、ルチアの歌声に隠された秘密……すべての謎が明らかになるシリーズ最終章!
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