三角の距離は限りないゼロ
一人の中にいる二人の少女、「秋玻」と「春珂」。
僕は自分を助けてくれた彼女たちと、ある約束を交わした。
それは「二人に同じだけ恋する」ということ。
デートで、部室で……次々と交わされる、胸を焦がすような甘いやりとりに、僕はおぼれていく。
でも……心のどこかで警報が鳴っている――このままでは、いけないと。
焦って空回った僕は、憧れの大人達と触れ合っていくなかで、いつしか理解していく。
モラトリアムの終わりを。
僕がするべきこと。
しなければ、いけないことを。
僕と彼女と彼女が紡ぐ、切なく愛しい、三角関係恋物語。
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