花街の用心棒
雪花(せつか)は養父の借金完済を目標に、花街で腕利きの女用心棒として働いていた。
しかし、雪花に興味をもった美貌の若き大貴族・紅志輝(こう しき)によって日常は激変する。
彼は借金を勝手に清算し、代わりとして後宮である仕事をしろと命じたのだ。
それは最上級の身分である貴妃の護衛。
貴妃は暗殺者に狙われているというが……。
自分のような民をとりたてる志輝を怪しみながらも守銭奴っぷりを発揮して契約した雪花。
だが、この後宮での護衛と暗殺騒ぎが、雪花が捨て去った宮廷にまつわる過去にまで繋がり――?
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