呑気な隠居を夢み、円満退職を願う代筆係の采女・蒼月。<br />期せずして皇帝から六人の姫へ贈る恋文と、物語の執筆を頼まれることとなる。<br />蒼月は六つの物語作りに奮闘するはずが、祖国の反乱に巻き込まれ――?