明けない夜のフラグメンツ あの日言えなかったさよならを、君に
将来を誓い合った恋人を事故で失った燈は、心の傷が癒えないまま高校生となった。
彼女の唯一の居場所は誰もいない図書室。
日々読み終えた本の感想を共用の「読書ノート」に書き込んでいた燈はある時、同じノートを使う、顔も知らない生徒と文章を介した交流を始める。
不思議と気の合う相手との文通に安らぎを感じる燈。
ところがその相手が死んだはずの恋人「翼」だったことが判明し――? 最愛の恋人との文章だけの再会によって、止まっていた時間が今、再び動き出す――。
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