南野柑奈は世界がすべてモノクロにみえる「モノクローム症候群」にかかり、転校先でも友人と馴染めずにいた。<br />だがある男の子との出会いで、一度は諦めた、大好きな絵を再び描きはじめて?‘恋にも色があることを、君が教えてくれたんだ’掲題作ほか、触れると人の心が読める「テレパシー症候群」、他人の顔の表情が見えなくなる「モザイク症候群」の3作品を収録。<br />切なくも、一歩踏み出す勇気がもらえる――最上の青春オムニバス!