新訳 ナルニア国物語
【全世界1億2千万部以上! カーネギー賞受賞シリーズ第2弾】児童文学の金字塔! 新訳&挿絵付装画・挿絵:ソノムラ※本書は、既刊の角川つばさ文庫版の表記や表現を大人向けに【【大幅に】】加筆修正し、全ての漢字にふられていたルビをへらしたものです。
●あらすじ夏休みが終わり、ルーシーたち4人兄妹は寄宿学校へ帰るため、駅で列車を待っていた。
すると、不思議な力が働いて、あっというまに別世界へ。
「ここはナルニア?」でも、何かがちがう。
そこは、残忍なミラーズ王によって魔法が失われた、1千年後のナルニアだった。
4人は、王の甥カスピアン王子と共に、ナルニアに魔法をよみがえらせようとするが、やがてアスランの存在さえ疑うようになり…。
児童文学の金字塔を新訳で!●新訳のここがポイント翻訳にあたって、原文にあるリズムを生かすように工夫されています。
たとえばトランプキンが使う言葉遊びですが、「なにをぬかすか、こしぬかす」「そいつはどうかな、かなぶんぶん」「なんてこった、パンナコッタ!」「なんてこったい、こいつはいったい」などとなっています。
また原文の格調高さをくずさぬよう、配慮されて訳されています。
「英米の子どもたちが原文を読んで味わうとおりの「楽しさ」――知らない世界に出会うときのわくわく感や(略)好奇心もふくめて――を大切にしました」「とくに原文の解釈には最新の注意をはらいました」と、この本の底本となった角川つばさ文庫版の1巻の訳者あとがきに記されています。
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