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いつか僕らが消えても、この物語が先輩の本棚にあったなら

柊海人の日常は全てが灰色だった。
可愛い妹と何かと気に入らないことがあればすぐに激昂してしまう父。
アンバランスな家庭を守るため、アルバイトに明け暮れ、将来のことなんて考えられなかった。
天谷浩太の日常は全てが虹色だった。
幼いころから欲しいものは何でも与えられ、何をしたって上手くいった。
そんな二人に文芸部部長・神楽坂朱音は小説の世界の素晴らしさを説いた。
そして、囁く「君たちのどちらかがプロデビューして、私を奪って欲しい――」いびつな関係の3人が小説という名の戦場に出揃うとき、物語は動き出す。
小説に魅せられた少年少女が贈る、本物の青春創作活劇!




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ライトノベル・小説
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