川上稔 短編集
・『幸せの基準』 「意地汚い豚です私……!」弁当を、つまらなく食うヤツがいるんだなあ、と、そう思った。
そんな’ウマメシ’少女と’マズメシ’少年の弁当交換会。
・『星祭りの夜』 「女のプライド一本勝負です」彼は気付いていない。
いやホント、困っちゃうくらい気付いてなくて困る。
想い人に別の女性との恋愛相談をされてしまった家業が神社の私。
得意の占いで彼の恋愛成就を手助けしようとするが……?・『鍵の行き先』 「……うわあ生々しい……」本を読んでいる間は、他を気にしなくていい。
自分のことも気にせず、心に鍵を掛ける。
そんな少年’俺’は、入部した文芸部で、風変わりな先輩に出会うが、彼女もまた心に鍵を掛けていた。
・『自由の置き場』 「弟! 今、エロ本落ちてた!」自由ってあるじゃん。
まあノーパン未満の自由ってのに、不意に気づいたんだ。
元秀才女子と才覚男子の勉強攻略。
・書き下ろし短編『再会の夜』 「お前はモブの自覚あんの?」夜の町で会ったら告白しようと決めた。
何の話だっけ。
ああ、ゴリラ女子の私と、オスの人類のちょっと恥ずかしい昔話をしようか。
川上稔が贈る、最高にハッピーでキュンとくる珠玉のラブコメ短編集、第二弾!
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