八月下旬。<br />ようやく暑さが和らいできたある日、迷家荘の蔵から謎の絵画が発見された。<br />ふと手にした和紗だったが、突然倒れてしまう事態に。<br />どうやら霊に取り憑かれてしまった様子。<br /> 司貴たちが霊の正体を暴くべく調査を始めると、発見された絵画が’供養絵額’と呼ばれる死者の鎮魂のために描かれたものだと判明する。<br />その絵に込められた想いを紐解くとき、事態は遠野全体を巻き込む大騒動に発展し――!? 司貴と和紗の関係も気になる、大人気シリーズ第8巻!