天馬の貴公子の箱入り花嫁
楊思雨は失恋の痛手も癒えないうちに、五大家のひとつ黄家に嫁ぐことになる。
縁談相手の黄優飛は仕事の鬼と評判で、縁談とは建前で真の狙いは、半年前に起こった反乱に関わる天狐・朱江然と懇意にしていた楊家の調査のためではないかと思われた。
だが想像とは違い、対面した優飛は軟派な雰囲気をまとった甘い顔立ちの貴公子だった。
それ以上に衝撃を受けたのは、優飛こそ初恋相手である青流への想いを語った素性の知れない男だったのだ。
優飛への反発を覚える思雨だったが、優飛はこれまで自由を制限されていた思雨に、好きなことをしたらいいと好意を示し…?
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