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紙屋ふじさき記念館

ふじさき記念館にインクメーカーとガラスペン作家によるコラボ企画が持ち込まれる。
館長の一成は百花に協力を頼むが、「インク沼」と言われるほど人気のカラーインクに百花自身すっかり魅了されてしまう。
商品のネーミングに悩む百花。
ある夜、母の冬海から百花の父親の遺品である万年筆を渡される。
作家だった父との会話を懐かしく思い出した百花は、自分の名前の由来が童謡「春の小川」だと知らされる。
そして、企画会議で百花の出した童謡のタイトル案が採用され、カラーインク単独でも商品化され発売されることに! しかし、製造数が上がったことで藤崎の本社の営業部、一成の従兄弟浩介からの横やりがまたしても入り、企画が本社案件になってしまい……!? 紙に書く、思いを書く。
そして、伝わる優しい絆。




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