皇帝である緑峰からやっかいな話が舞い込んだ。<br />後宮内に妃候補達に向けた女学院を設立するにあたり、序列試験で首席を取って欲しいと言う。<br /> 緑峰の意図を汲み取り、無事に試験を首席で突破した沙夜。<br />順風満帆……と思われたが、女学院の生徒達が次々と病に倒れ、その原因が沙夜にあると、あらぬ疑いをかけられてしまい!? 果たして沙夜は、様々な思惑が渦巻く後宮で謎の流行り病を解決し、自らの疑惑を晴らす事が出来るのか――。<br />