ある日突然、台湾に巨大な塊が押し寄せた。<br />それは人間が捨てた「ゴミの島」だった――。<br />夫と息子を失い絶望する大学教師と、言葉を解さぬ島の少年の出会いを軸に、多元的視点と圧倒的スケールで描く幻想小説。<br />