ぼくらが死神に祈る日
’教会跡地の神様’って知ってる? 大切なものを差し出して祈るの――。
突然の事故で姉を失った高校生の田越作楽。
悲しみにくれる葬儀の日、それと出会う。
「契約すれば死者をも蘇らせる」’神様’の正体は、人の寿命を対価に願いを叶える’死神’だった。
余命4ヶ月。
寿命のほとんどを差し出し姉を取り戻した作楽だが、その世界はやがて歪み始める。
かつての面影を失った姉。
嘲笑う死神。
苦悩の果て、ある決断をした作楽に、人生最後の日が訪れる――。
松村涼哉も激賞! 第27回電撃小説大賞で応募総数4,355作品から《選考委員奨励賞》に選ばれた青春ホラー。
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