小公女
裕福な家庭に生まれ、最愛の父のもと公女のように育てられたセーラ。
7歳でロンドンの寄宿学校にあずけられると、持ち前の知性とやさしさでたちまち人気者に。
ところが、11歳の誕生日に父の死と破産の知らせが届くと、セーラの境遇は一変。
酷薄な校長は、セーラを屋根裏部屋に追いやり、食事や衣類も満足に与えず下働きとしてこき使う。
だがセーラは、過酷ないじめに耐えながらも、心だけは「公女のように」と振る舞う。
そんなセーラに、ある日魔法のようなできごとが起こり……!『秘密の花園』『小公子』とともに、いまなお世界中で読みつがれるバーネットの最高傑作を、読みやすい新訳で!
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