君が消えた夏、僕らは共犯者になった
「十年前の夏、おれは彼女を’殺して’しまった――」。
大学生の透には、忘れられない苦い記憶があった。
それから人と関わることをずっと避けてきたが、ある日幼馴染みの空から一通の招待状が届く。
それは彼が開発する新ゲームのテストプレイに参加してほしいという依頼だった。
久しぶりに同級生六人と再会して、束の間の懐かしさに浸る透。
しかしこのゲームは、十年前の事件――朱音の死の真相を暴くべく仕組まれたものだった! 賞金に目がくらみ、一人また一人とゲームから脱落する中、明らかになっていく真実。
全てを知った透は朱音を救えなかった過去と向き合い、今度こそ大切な仲間たちを守ろうと決意するが――!?
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