【2冊 合本版】円朝の怪談噺 真景累ケ淵・怪談牡丹燈籠・ 怪談乳房榎
『真景累ケ淵』根津の鍼医宗悦が、貸金の催促から旗本の深見新左衛門に殺された。
新左衛門は宗悦の霊と誤り妻を殺害し、非業の死を遂げ家は改易。
これが因果の始まりで、新左衛門の長男新五郎と次男新吉を不幸が襲う。
新吉は宗悦の娘で富本の師匠の豊志賀と深い仲に。
豊志賀は弟子お久と新吉の間を疑い、7人の女房を取り殺すと書き残し死ぬ……続く血族の殺し合いは前世の因縁か呪いのためか。
円朝の代表作にして最高峰。
解説・小松和彦『怪談牡丹燈籠・怪談乳房榎』こまげたの音高くカランコロンカランコロンと……江戸は根津の清水谷に住む、若い美男の浪人・萩原新三郎のところへ、旗本の娘のお露と女中のお米が毎夜通ってくる。
新三郎が悪い女に騙されては困ると、家来同様の伴蔵が、ある晩、新三郎の家を覗いてみると、彼が楽しげに語らうのは2人の「幽霊」であった。
お露と新三郎の悲恋の結末とは!? 落語の神様による怪談噺の最高傑作。
他に「怪談乳房榎」を収録。
解説・堤邦彦※本電子書籍は『真景累ケ淵』『怪談牡丹燈籠・怪談乳房榎』を1冊にまとめた合本版です。
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