後宮妃の管理人
賢妃暗殺計画の黒幕は珀優蘭である――あらぬ嫌疑をかけられて、捕らえられてしまう優蘭。
彼女の無罪を証明するため、皓月は派閥を超えた皇帝直属の調査班を指揮して、真の黒幕をあぶり出そうと宮廷を奔走する。
調査を進めるうちに見えてきたのは、長きにわたり後宮にはびこっていた呪いの真相。
そして優蘭を慕う後宮妃たちの想いだった。
妻が紡いできた縁に事件解決の糸口を見出した皓月は、とある策を思い付いて……? 寵臣夫婦、後宮に巣食う巨悪との決着の時、来たる!
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