琴崎さんがみてる
名門お嬢様学校が今年から共学化して、クラスに男子は俺ひとり。
普通の男ならハーレム万歳みたいになるんだろうけどあいにく俺は……百合が好きだ。
そして、この学園には俺の同志がいる。
「はぁあああああ、尊いですわ……!」 幼馴染の琴崎さんと二人。
息を潜めて百合カップルを観察する。
それが俺の……いや、俺たちのライフワークだ。
この楽しい時間をいつまでも続けていくため、俺には守るべきルールがある。
『琴崎さんを好きになってはいけない』 だって、百合を愛する観察者は、自分が当事者になってはいけないんだから。
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