ようやく手にした記者の職を手放すと決めた井沢恵子。<br />彼女の耳に飛び込んできたのは、美人作家ともてはやされた梶村久子の訃報だった。<br />ところが、真相を確かめようとすると、次々と不審な点が浮かび上がる。<br />