キミの青春、私のキスはいらないの?
『ねえ、黒木は私とどうなりたいの?』 日野との関係性を変えたい、と思う。
でも俺は具体的に彼女とどうなりたいのかわからない。
日野が音楽を諦めていることに、なにも言えない俺は……『キスをすれば、変われるのだろうか?』 悶々と悩む日々、文化祭が迫るなか突然、軽音部の阿部から彼が結成したバンドを手伝ってくれと依頼される。
しかも「一緒に日野を文化祭のステージに引っ張り出そう」なんて話になって……。
青春という奇病に悩む拗らせ者たちが、華やかな文化祭の舞台で、陰で。
本音を歌詞にたくして、気持ちをメロディに乗せて。
――今、叫び声を上げる。
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