天使は炭酸しか飲まない
恋に悩みはつきものだ。
気持ちを伝える勇気がほしい。
意中の相手の好きな人が知りたい。
誰かに悩みを聞いてほしい。
背中を押してほしい。
そんなやつらの気持ちが、俺には痛いほどわかる。
忘れられない過去があるから。
そして、彼らを救える「ちから」があるから──。
だから、俺、明石伊緒は’天使’ となった。
「やっと見つけたわ、久世高の天使」 恋多き乙女、柚月湊の異常な惚れ癖を直すため、天使は少女の頬に触れる。
記憶と恋がしゅわりと弾ける、すこし不思議な青春物語。
電子限定!! 書き下ろし特典SSを収録!
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