桜乙女と黒侯爵
時は大正。
家柄だけは良いお嬢さまの有紗と、名門華族・烏丸家の御曹司である京四郎は「特別な雇用関係」にある。
烏丸朔の襲撃により己が狙われる理由を知った有紗は、瀕死の重傷を負った京四郎と軍部へ逃れる。
『桜川の娘』としての役割を考える有紗だったが、そこで行方不明だった父・孝介から「桜の書」の在処を知らされ!?「君のためなら死んだって構わない」すべてが明らかに! 大正乙女浪漫小説、ついに完結!【電子特典付き】有紗と京四郎、二人の主従契約のその先へ。
懐かしい約束を繋ぐものとは――特別書き下ろし短編「白詰草の魔法の約束」を収録!
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