天使は炭酸しか飲まない
柚月湊の惚れ癖を発端に広まった噂が落ち着き始めたころ、湊のもとに久世高の天使へ宛てた手紙が届く。
差出人の名は御影冴華。
優れた容姿とカリスマ性を兼ね備えた、規格外の美少女。
すでに彼女に恋する男子からの相談を受けていた伊緒は、悩んだ末にふたつの相談を掛け持ちすることに。
御影の願いは幼馴染と結ばれること。
彼女の恋が叶えば、もうひとつの恋は叶わない。
それでも、伝えない方がいい恋心なんてない。
板挟みになりながらも、天使はふたりの恋を応援し続ける。
しかし、御影にはなにか事情があるようで――。
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