顔さえよければいい教室
音楽、ダンス、ファッション――あらゆる分野の天才が集う芸能学校・私立繚蘭高校。
だがその実態は、「顔」をはじめとした外見ですべての評価が左右される教室だった。
俺の妹・池袋詩歌はヒキコモリで、兄ナシでは生活できない要介護人間のせいか、配信のセンスもスター性も壊滅的。
この学校では最弱かと思われた。
だが俺は知っている。
ネットで顔を隠して伝説になったVSINGER。
その正体こそが詩歌だと。
「――青、この曲の色。
私はそれに合わせて歌うだけ」 ゆえに詩歌の歌声は唯一無二。
学校のあらゆる常識を覆し、彼女の才能は見出されていく――!
更新中です。しばらくお待ちください。