京都で新人医師として働く幸成は、不可解な症状の患者に出会う。<br />なんと彼は「呪われて」いるらしい。<br />弱り切った幸成に、ある患者が言った。<br />「八瀬の山奥に、魔女がいはるんよ」。<br />幸成は藁にもすがる思いでそこを訪ねることに。<br />リサという名の魔女は、黒髪で着物姿、青い目をした美しい人。<br />しかし患者を見るなり「呪いを解くには300万」と言い切って……。<br />魔女と陰陽師のいる京都で紡がれる、ほっこり不思議な謎とき物語!