夜がうたた寝してる間に
高校二年の冴木旭には、時間を止めるという特殊能力がある。
だが旭にとって一番大事なのは、普通の場所で、普通の人と同じように生きていくことだ。
異質な存在に向けられる無遠慮な視線や偏見に耐え、必死で笑顔をつくっていた旭だったが、大量の机が教室の窓から投げ捨てられるという怪事件が起こり、能力者が犯人ではないかと疑われる。
旭は真犯人を見つけて疑いを晴らそうとするも、悩みをわかり合えると思っていた能力者仲間の篠宮と我妻にも距離を置かれてしまう。
焦りを覚えていたところに、また新たな事件が起きて……。
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