明日の僕に風が吹く
実家は病院で将来の夢は医師。
東京で恵まれた中学校生活を送っていた有人は、学校で注目を集めたある出来事で希望を失い、引きこもり生活を続けていた。
彼の行く末を心配した叔父の雅彦は、心機一転、北海道の離島の高校への入学を勧める。
「海鳥の楽園」と呼ばれるその島で、たった4人の級友と島民に囲まれる日々。
東京での暮らしとは全く違う環境に、有人が戸惑いながらも馴染み始めた頃、残酷な別れが彼を襲い……。
未来を失った少年の絶望と再生を描く、感涙必至の青春小説。
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