度重なるタイムリープ現象の解明に向けて動く和彦と翔香。<br />そして徐々に明らかとなる、タイムリープ現象の輪郭。<br />和彦の友人・関鷹志に協力を仰ぎ対策を練るも、導き出されたひとつの答えは、翔香にとって到底受け入れがたいものだった……。<br /> 緻密に組み上げられた時間のパズル。<br />最後のピースが嵌まるとき、運命の秒針が動き出す――。<br /> 巻末には、ここでしか読めない作品の舞台裏を描いた新規書き下ろし「『タイム・リープ』の思い出」を収録。<br />