『この世界は、私のために回っている――』謎の万能感とともに永い眠りから醒めた少女ミツバ。<br />しかし、継母はミツバの覚醒を快く思っていなかった。<br />継母の策略で、ミツバは貴族名を取り上げられたあげく、士官学校に入学することになってしまう。<br />ところがミツバには、ぼんやりとした異世界の記憶と、無自覚に発動する呪いの力が宿っていた……。<br />これは、周りの人々に畏れられながらも異能の力でわが道を突き進む少女の生き様を描く、異色の異世界蹂躙譚。<br />