サキュバスは愛欲にたゆたう
無自覚か、この小悪魔め。
女侯爵のキャサリンは、喘息の発作に苦しんでいたところを、ラスと名乗る『何でも屋』に助けられる。
60歳以上も年上の夫に初夜の床で突然死なれたせいで、男の精を奪う夢魔『サキュバス』と呼ばれているキャサリンだが、実はまだ処女。
恋も知らない彼女は、ラスの優しさに触れて好意を抱くようになり……。
湯治のために訪れた温泉で出くわした彼に、甘い言葉と愛撫で蕩かされ、純潔を捧げるキャサリン。
だがその後、ラスの正体と思惑を知って――!?
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