狂王の情愛
大国ブラーゼンで人質としての日々を過ごす小国の王女ティアリス。
身分の低い母を持つ彼女は、祖国でもブラーゼンでも冷遇されていた。
だがある日、ブラーゼンの第四王子セヴィオスに出会う。
似た境遇の二人は惹かれあい、愛しあうようになるのだが、セヴィオスの愛はやがて排他的な狂愛に変わっていく。
彼の異常な愛に気づかず、王となった彼のために身を引こうとするティアリスは、静かに微笑む彼に強引に組み敷かれ、何度も欲望を注がれて……。
一途で歪な聖なる王×薄幸の王女、常軌を逸した献身愛!
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