秘湯でしっぽり
つづきは、なかで……女将が漏らす甘い声を聞いていると、ますます欲望がふくれあがり──。
啓太郎はひょんなことから山奥にある温泉旅館で働くことになった。
そこで女将を務める華恵にひと目惚れをしたが、彼女の左薬指には指輪があった。
しかし、婿養子の夫は愛人を連れこむなどと問題があるらしく、ある夜、声を押し殺して泣いている華恵を啓太郎は目撃した。
華奢な身体を震わせる、悲しげな彼女の背中を見て、啓太郎はなんとか助けたいと思わず抱きよせる。
すると華恵は、濡れた瞳で啓太郎を見つめながら、腕をそっと握り……。
身も心も温まる、湯けむりエロス!【目次】プロローグ第一章 内緒の約束第二章 思いがけない情事第三章 人妻だから第四章 ふたりきりの夜第五章 湯けむりに包まれて
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